経済政策には理解が浅いので、
深まることがあれば別にまとめてみます。
今の印象としては、金利を上下するだけの
インフレ・デフレ対策は限界がある。
国外からの影響でのインフレは、国内
経済は冷えているので補助が必要、
デフレに対して金融緩和しても
引き締めが弱まるだけでは景気上昇
する力は生まれないので状況により
無意味。
そもそも金利操作の根拠であるテイラー
ルールはFRBの政策から推定した、
金利をインフレに逆効果な数値にならない
ようにする指標にすぎず絶対ではない、
特殊な前提を見なければ怠慢になる。
そして軽視・危険視されているケインズ
経済学などの積極財政は、その軽視の経緯が
景気コントロールという目標と、
流通通貨の量という手段だったのが、
通貨流通量の数値自体が目標になり無意味
になる、というもの。
これは目標とする景気などに一切注意を払わず
機械的に仕事をする職員と仕組みの問題であり
政策としての有効性には無関係と思われる。
経済政策の目標が景気ではなく作業の単純化
になっているか、もしくは景気を悪く保とう
としているなら。現状の理解がスムーズだ。